日本人は世界でも特にお風呂が好きな国民のようです。
欧米などではシャワーをメインに浴槽(バスタブ)内で体を洗いますが、日本では古くから浴槽にお湯をためて入る習慣があります。
日本のお風呂の歴史は仏教の伝来とともに沐浴から始まったといわれています。
お風呂に入ることが「七病を除き、七福を得られる」として寺院に浴堂が備え付けられ、体を清める行為として庶民が当時は蒸し風呂形式のお風呂に入る習慣が出来ていったそうです。
そして時代が進むとお風呂は宗教的な意味合いから衛生や娯楽の意味合いを持つ行為へと移り変わっていきます。
江戸時代には「湯」に浸かる行為と、蒸し風呂などの「風呂」に入る行為が融合して銭湯が登場し、「裸の付き合い」といった日本のお風呂文化は庶民にまで広がっていきます。
肩まで浸かる「据え風呂」も出来、さらに時代の移り変わりとともに内風呂(家風呂)が増え、一般家庭にバスルームが普及しました。
そして現在ではリラクゼーションやエンターテイメント性を付加した要素が次々と登場するようになっています。
さて、このような日本のお風呂で古くから使われていたのが、たらいや湯桶、洗面桶です。
こうした桶が小さく、手ごろになったものが現代では洗面器としてひろく一般に普及しています。
洗面器とは、顔や手を洗うために湯水を入れる器のことですね。
さほど深すぎず、すり鉢状のものが多く、アクリルや木製のものが多く販売されています。
バスルームでは浴槽のお湯を汲んだり、お湯を溜めてボディタオルや手ぬぐいを洗うために使われますが、中には簡単な洗濯に使う方もいらっしゃるかもしれませんね。
洗面器は銭湯でも温泉旅館でも必ずといっていいほど備え付けられていますから、風呂イスと合わせて日本のお風呂では必須アイテムといえるかもしれません。
洗面器に次いで多用される片手桶。
片手桶とは片方だけ取っ手のついた、片手で持てる桶です。
片手桶は洗面器よりも小さくて、深くなっていますので、浴槽からお湯をとってかけ湯をするのに便利ですね。
洗面器で代用するより片手でひょいとお湯をかけると楽ですから、ひとつは用意しておくことをおすすめします。
風呂イスや洗面器などと統一したデザインで揃えればバスルームの雰囲気もランクアップしますので試してみてはいかがでしょうか?